【小ネタ】macOS Sierra(10.12) で 最新版のRubyを利用する

【小ネタ】macOS Sierra(10.12) で 最新版のRubyを利用する

Clock Icon2017.02.21

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こんにちは、岩本です。

macOS Sierra(10.12)で、roadworkerを利用しようとすると、標準でインストールされているRubyのバージョンが2.0.0
roadworker(0.5.7)で必要な、Rubyのバージョンが、2.1.0以上のためインストールが行えませんでした。

そこで、macOS Sierra(10.12)に、最新のRubyをインストールする際の覚書です。

Homebrew のインストール

まず最初にHomebrewをインストールします。 Homebrewについて、詳しくはこちらをご覧ください。

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Homebrew で必要なパッケージのインストール

$ brew install rbenv ruby-build readline

今回は、複数のRubyのバージョンを切り替える事ができるrbenvを利用しました。

RubyのパスをBashに追記

$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

Rubyがrbenvに指定されたパスから読み出されるように設定します。

Rubyのインストール

$ rbenv install 2.4.0

今回は、Ruby2.4.0をインストールしましたが、インストール可能なバージョンの一覧は、下記のコマンドで確認できます。

$ rbenv install --list

システムでのRubyバージョンの指定

$ rbenv global 2.4.0

rbenv globalコマンドにてシステムでのRubyバージョンを指定できます。

確認

$ ruby -v
ruby 2.4.0p0 (2016-12-24 revision 57164) [x86_64-darwin16]

※こんな所にインストールされるんですね。

$ which ruby
/Users/USERNAME/.rbenv/shims/ruby

無事roadworkerのインストールもできました!

$ gem install roadworker
Done installing documentation for jmespath, aws-sigv4, aws-sdk-core, aws-sdk-resources, aws-sdk, tins, term-ansicolor, pcaprub, packetfu, net-dns2, systemu, macaddr, uuid, diffy, hashie, roadworker after 11 seconds
16 gems installed

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