【小ネタ】macOS Sierra(10.12) で 最新版のRubyを利用する
こんにちは、岩本です。
macOS Sierra(10.12)で、roadworkerを利用しようとすると、標準でインストールされているRubyのバージョンが2.0.0
roadworker(0.5.7)で必要な、Rubyのバージョンが、2.1.0
以上のためインストールが行えませんでした。
そこで、macOS Sierra(10.12)に、最新のRubyをインストールする際の覚書です。
Homebrew のインストール
まず最初にHomebrewをインストールします。 Homebrewについて、詳しくはこちらをご覧ください。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
Homebrew で必要なパッケージのインストール
$ brew install rbenv ruby-build readline
今回は、複数のRubyのバージョンを切り替える事ができるrbenv
を利用しました。
RubyのパスをBashに追記
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile
Rubyがrbenv
に指定されたパスから読み出されるように設定します。
Rubyのインストール
$ rbenv install 2.4.0
今回は、Ruby2.4.0をインストールしましたが、インストール可能なバージョンの一覧は、下記のコマンドで確認できます。
$ rbenv install --list
システムでのRubyバージョンの指定
$ rbenv global 2.4.0
rbenv global
コマンドにてシステムでのRubyバージョンを指定できます。
確認
$ ruby -v ruby 2.4.0p0 (2016-12-24 revision 57164) [x86_64-darwin16]
※こんな所にインストールされるんですね。
$ which ruby /Users/USERNAME/.rbenv/shims/ruby
無事roadworkerのインストールもできました!
$ gem install roadworker Done installing documentation for jmespath, aws-sigv4, aws-sdk-core, aws-sdk-resources, aws-sdk, tins, term-ansicolor, pcaprub, packetfu, net-dns2, systemu, macaddr, uuid, diffy, hashie, roadworker after 11 seconds 16 gems installed